そもそも障害年金とは?受給条件と仕組みを徹底解説【すどう社労士事務所】
「そもそも障害年金とは?」と疑問をお持ちの方へ向けて
障害年金専門の『すどう社労士事務所 須藤智(すどうさとし)』が分かりやすく解説します。
障害年金は特別な人だけのものではなく、病気やケガで生活や仕事に支障がある方を支える大切な社会保障制度です。
対象となる傷病、受給するための3つの条件、もらえる金額の目安や注意点を詳しくご紹介します。
病気やケガが原因で思うように就労や日常生活ができなくて、何かの保障制度を探している方のご参考になれば幸いです。
障害年金とは、病気やケガによって生活や仕事に支障が出た際に、国から支給される公的な年金制度です。
「年金=老後にもらうもの」というイメージが強いですが、現役世代であっても条件を満たせば受け取ることができます。
手足の障害だけでなく、うつ病などの精神疾患やがんなどの内部疾患も広く対象となり、経済的な不安を和らげるための大切な生活保障の制度です。
この記事が向いている方
- そもそも障害年金がどのような制度なのか基礎から知りたい方
- 病気やケガで休職、退職し、今後の生活費に不安を抱えている方
- 自分が障害年金の対象になる病気・ケガなのか確認したい方
- 障害年金をもらうための条件や等級の仕組みがよくわからない方
- 障害者手帳を持っていないと年金がもらえないと誤解している方
- 埼玉県(さいたま市・越谷市・春日部市・草加市・川口市周辺)で相談できる専門家を探している方
この記事の目次
- そもそも障害年金とは?どんな制度?
- 障害年金と障害者手帳の決定的な違い
- 障害年金の対象となる主な病気やケガ
- 障害年金を受け取るための「3つの基本要件」
- 障害年金の等級(1級~3級)とは?
- 【2026年度】障害年金で受け取れる金額の目安
- 働きながらでも障害年金はもらえる?
- すどう社労士事務所のサポート体制と実績
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
1. そもそも障害年金とは?どんな制度?
障害年金は、国民年金や厚生年金などの公的年金制度に加入している方が、病気やケガによって一定の障害状態になったときに支給される年金です。
多くの方が「年金は原則65歳になってから受け取る老齢年金」をイメージされますが、障害年金は若い世代であっても、生活を支えるための重要なセーフティネットとして機能します。
ご自身が対象であることを知らずに、「自分は対象外だろう」と思い込んでいる方が非常に多いのが実情です。
病気やケガでこれまで通りに働くことが難しくなった場合、制度を正しく理解し、適切な手続きを行うことが受給への第一歩となります。
2. 障害年金と障害者手帳の決定的な違い
よくある誤解として「障害者手帳を持っていないと障害年金はもらえない」というものがありますが、これらは全く別の制度です。
- 障害者手帳:自治体が発行するもので、税金の控除や交通機関の割引などの福祉サービスを受けるための制度
- 障害年金:国(日本年金機構)が審査し、要件を満たした場合に現金が支給される制度
審査基準や管轄が根本的に異なるため、手帳を持っていなくても障害年金を受給できるケースは多数あります。
逆に、手帳を持っていても障害年金の審査基準を満たさない場合もありますので、個別に要件を確認することが重要です。
3. 障害年金の対象となる主な病気やケガ
障害年金の対象となる傷病は、手足の欠損や車椅子を必要とするような外部障害に限定されません。
日常生活や労働に著しい支障が生じている場合、様々な病気が対象となります。
主な対象傷病の例
- 精神疾患:うつ病、双極性障害、統合失調症、発達障害、知的障害など
- 内部疾患:がん、糖尿病(合併症含む)、心疾患、腎疾患、肝疾患など
- 外部疾患:肢体の障害、視覚障害、聴覚障害、関節リウマチなど
※適応障害やパニック障害などの神経症は、原則として障害年金の対象外とされていますが、病状が重く「臨床症状から判断して精神病の病態を示している」と診断された場合は対象となる可能性があります。
4. 障害年金を受け取るための「3つの基本要件」
障害年金を受給するためには、傷病の種類にかかわらず、公的年金制度が定める以下の3つの条件(要件)をすべて満たす必要があります。
要件①:初診日要件
障害の原因となった病気やケガで、初めて医師の診療を受けた日(初診日)に、原則として国民年金または厚生年金に加入していることが条件です。
要件②:保険料納付要件
初診日の前日において、一定以上の年金保険料を納めている(または免除等の手続きをしている)必要があります。
未納期間が多いと対象外となる場合があります。
要件③:障害認定日要件
原則として初診日から1年6ヶ月経過した日(障害認定日)に、法令で定められた障害等級に該当する状態である必要があります。
5. 障害年金の等級(1級~3級)とは?
障害年金には1級から3級までの等級があり、数字が小さくなるほど障害の程度が重いと判断されます。
また、初診日に加入していた年金制度によって、対象となる等級が異なります。
| 障害等級 | 状態の一般的な目安 | 対象となる年金(初診日の加入制度) |
|---|---|---|
| 1級 | 他人の援助を受けなければ日常生活がほとんどできない状態(入所・在宅療養など) | 障害基礎年金(国民年金) 障害厚生年金(厚生年金) |
| 2級 | 日常生活に著しい制限を受け、一人での生活が著しく困難な状態(自立が難しい) | 障害基礎年金(国民年金) 障害厚生年金(厚生年金) |
| 3級 | 労働が著しい制限を受けるか、または労働に著しい制限を加えることを必要とする状態 | 障害厚生年金のみ(厚生年金) |
※初診日に「国民年金」へ加入していた場合は1級または2級のみが対象となり、3級はありません。
「厚生年金」へ加入していた場合は、症状に応じて3級でも障害厚生年金を受給できる可能性があります。
6. 【2026年度】障害年金で受け取れる金額の目安
障害年金の給付額は、加入していた年金の種類、障害等級、およびご家族の有無によって異なります。
以下は2026年度(令和8年度)の一般的な金額目安です。
6-1. 障害基礎年金(初診日に国民年金加入)
- 1級:年額 1,059,125円(月額 約8.8万円)+ 子の加算
- 2級:年額 847,300円(月額 約7.0万円)+ 子の加算
6-2. 障害厚生年金(初診日に厚生年金加入)
障害厚生年金の場合、障害基礎年金に加えて、現役時代の標準報酬月額や加入期間に応じた「報酬比例の年金」が上乗せして支給されます。
- 1級:障害基礎年金1級 + 報酬比例の額(1.25倍)+ 配偶者加給年金
- 2級:障害基礎年金2級 + 報酬比例の額 + 配偶者加給年金
- 3級:報酬比例の額(最低保障額:年額 635,500円)
※障害年金は原則として非課税であるため、税金が引かれずにそのまま生活費にあてることができます。
7. 働きながらでも障害年金はもらえる?
「給与をもらって働いていると障害年金は受け取れない」と思われている方が多いですが、一概にそうとは言い切れません。
病気やケガを抱えながら勤務している場合でも、以下のような実態があれば受給が認められる可能性はあります。
- 障害者雇用枠で採用され、業務量の軽減や特別なサポートを受けている
- 同僚や上司の理解・配慮により、急な欠勤や早退が認められている
- 勤務後は疲弊しきってしまい、家事や日常の身の回りのことが全くできない
単に「働いている」という表面的な事実だけで判断されるのではなく、就労における労働環境の配慮や、日常生活の困難さを客観的に証明することが非常に大切です。
8. すどう社労士事務所のサポート体制と実績
すどう社労士事務所では、精神疾患やがん、脳血管障害など、幅広い傷病での障害年金申請を専門にサポートしております。
すどう社労士事務所の強み
- 地域密着型の専門体制:越谷市・さいたま市・春日部市・草加市・川口市を中心に、越谷年金事務所や川越年金事務所などの管轄エリアを含む埼玉県全域で豊富なサポート経験がございます。
- 医療・福祉機関との連携:病院のソーシャルワーカー様(MSW)や地域の福祉施設とも連携を深め、ご本人様が安心してサポートを受けられる体制を整えております。
- 年間相談件数250件超えの実績:積み重ねたノウハウで、初診日特定が難しいケースや就労中の複雑な案件にも対応いたします。
- 話しやすい女性相談員が在籍:体調や不安に寄り添い、丁寧かつ親身にお話をお伺いします。ご本人様はもちろん、ご家族様からのご相談も大歓迎です。
すどう社労士事務所の受給事例はこちらをご覧ください。
ロゴマークであるミモザの由来についてはこちらでご紹介しています。
9. よくある質問(FAQ)
Q1. 障害年金を申請したら、会社や家族に知られますか?
Q2. 傷病手当金と障害年金は両方もらえますか?
Q3. 初診日の病院が昔すぎてカルテがない場合はどうすればいいですか?
Q4. 障害者手帳を持っていなくても障害年金は申請できますか?
Q5. 自分で申請するのと社労士に頼むのとでは何が違いますか?
10. まとめ
障害年金は、病気やケガで生活や就労に大きな困難を抱えている方にとって、生活の基盤を支える大切なセーフティネットです。
- 老後だけでなく現役世代でも受け取れる公的な制度である
- 精神疾患や内部疾患など、幅広い傷病が対象となる
- 初診日要件・保険料納付要件・障害認定日要件の3要件を満たすことが必須
- 働きながらであっても勤務環境の配慮次第で受給の可能性がある
制度が複雑なため、申請を迷われている方は書類の不備や伝わり不足を防ぐためにも、早めの専門家相談をおすすめします。
ご相談について
病気やケガの療養を続けながら、ご自身で複雑な年金申請手続きを進めるのは想像以上に心身の負担となります。
「そもそも自分の病気で申請できるのだろうか」「初診日がいつか分からない」など、どんな小さな疑問でも構いません。
すどう社労士事務所では、ご相談者様の体調に配慮しながら丁寧にお話をお伺いしております。
毎月無料相談会も開催しておりますので、タイミングが合う方はぜひご活用ください。
ご家族様からのご相談も歓迎しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
無料相談のご予約方法
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お電話・LINE・メールよりご都合の良い方法でご相談ください。
監修者
障害年金専門社労士として、さいたま市・越谷・春日部・草加市・川口市を中心に、埼玉県全域で年間250件超えのご相談を受けている。
うつ病・がん・脳血管障害・心疾患など、幅広い傷病の障害年金申請をサポート。
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